ニュースリリース発表
11.09.15
第34回世界マスターテーラー会議に初の生地出展
高品質のジャパンメイド生地に注目が集まる
御幸グループの御幸毛織株式会社(本社:名古屋市西区)は8月5日(金)~10日(水)、イタリア・ローマにて開催された 第34回世界マスターテーラー会議に初めて参加・出展し、日本製服地の高品質を強くアピールすると共に各国の主要テーラーへ商談を行ないました。
マスターテーラー会議は世界中のテーラーの情報交換、及び作品の発表の場として4年に1度開催される大会です。今会議は1910年の第1回目の開催からちょうど100年の節目で23カ国、総勢450名のテーラーが参加しました。
日本からは紳士・婦人合わせて30名以上が参加し、開催期間中に行われたファッションショーではメンズ8作品を披露、うち7作品に当社製品が使用されるなど、ジャパンメイドの高品質を強くアピールしながら、積極的に海外のテーラーとの交流を図りました。
当社は世界マスターテーラー会議に生地スポンサーとして協賛すると同時に、今大会初の展示会形式となったことで、ヨーロッパの一流の服地メーカーとともに生地展示を行い、世界各国の主要テーラーへの商品説明を行ないました。
御幸毛織への各国テーラーからの評判は上々で、中でも独特な雰囲気の和テイスト感溢れる「ナポレナ」のジャケット地"衣文化交流作品"は紳士・婦人両部門のテーラーから大きな注目を集め、またスーツ地のスーパー150'sシリーズもヌルミ・膨らみなど、風合いの良さと安定性に好評価を得ました。
また、トレンド柄の「エムズアーク」にも注目が集まり、新鮮なカラーコンビネーションの英国調柄などに各国のテーラーより引き合いがありました。
御幸毛織株式会社では、今回の世界マスターテーラー会議への出展を今後の海外への輸出ビジネスの広がりを指向するためのきっかけづくりと捉えており、世界中の主要テーラーへの情報発信や主要なアジア諸国へ服地の供給ビジネスの検討を始めました。